カラーコードについて
昨日に引き続きバーコードの紹介です。
最近のホームページや印刷物に下のようなコードを見かけます。
これらはカラージップジャパン株式会社が販売しているカラーコードというものです。
特徴としては
- 5x5マスの格子状の正方形に色を割り当てQRコードのようにホームページの宣伝に使える。
- 1x1マスの格子は主要な色が変わらなければ、デザインが変更できるのでデザインの幅が広い。
実際には下記のサイトのように使われています。
一見してカラーコードですが、QRコードなどと比べて工夫が見られ、おもしろみがあります。
6月から販売されたAdobe IllustartorCS3にもカラーコードを作るプラグインがあり、無料でダウンロード出来ます。ダウンロードはAdobeの公式サイトで出来ます。
もちろんカラーコードを読み取るアプリケーションも無料でダウンロード出来ます。NTT DoCoMo、au、ソフトバンク、WILLCOM、イー・モバイルなど主要な携帯端末会社に対応しています。
いいこと尽くめのように見えますが、カラーコードはQRコードと違いコード自体にURLなどの情報を含むわけではなく、サーバーを仲介して情報を得ます。
そのためカラーコードの使用料が必要です。
※サーバーを仲介するので文字数、画像などの制限が少ないのが特徴の一つです。しかし、こういった二次元コードは、主にURL自体を取得するのが目的なので情報量の多さはあまり関係ないかも知れません。
個人利用で5250円、商用利用で178500円と気軽に利用するにはかなり高額です。
カラーコードはデザイナーの腕の見せ所なのでどんどん使ってみたいですが、使用料がネックです。非営利の個人利用が無料またはそれに近い金額になれば、今より一層広まるのではないでしょうか?